[English Page]
TTYPLAYER のページ
TTYPLAYER とは
TTY レコーダー `ttyrec'
(http://www.namazu.org/~satoru/ttyrec/ 参照)
で「録画」された文字端末
(X11上の Kterm など)
の入出力ファイルを、
Web アプレット上で「再生」するのが TTYPLAYER です。
TTYPLAYER には、以下のような応用が考えられます。
- 計算機入門教育。
プログラム実行の手順など各種の作業を、
動画で学習者に見せる事が可能です。
Java アプレットなので学習環境を問いません。
- 作業ログ。
各種作業を記録にとり、あとから参照できます。
Java アプレットなので、
どのようなプラットフォームからでも作業記録を参照できます。
- ゲームの腕前の公開。
Nethack のような文字端末ベースのゲームにおける「戦い」の様子の記録を、
Web 上で公開して互いに批評し合う事も可能です。
デモ: とりあえず再生してみる?
(Web ブラウザに Java アプレット実行機能が必要です)
機能
Kterm の主なエスケープシーケンスを実装していますが、
一部の機能が未実装です。
未実装な機能は以下の通りです:
- 文字の強調、下線、点滅表示。
- タブ設定/タブ解除。
- Xterm のテクトロニクス互換モード
- DEC プライベートモード
- ウインドウタイトルの変更
- マウスによる一時停止/再開などの、再生制御。
- 文字集合切替え。
対応している文字符合化は EUC-JP (ASCII + JISX0208) のみ。
- フォント切替え機能。
表示用のフォントは、
X11 附属のフォント 8x16 と jiskan16 (16ドット)を使っています。
プログラムの構造は、
「TTYPLAYER = (端末機ソフトウエア − キーボード制御 − 回線制御)」
のような感じです。
言い替えれば、
エスケープシーケンスを解釈する有限状態機械+画面描画、
といった感じですかね。
割と真面目にコードを書かないといけないので、
ちょっとめんどくさいです。
(手抜きできなかった)
開発中のソースコード
正式公開はもうしばらく待って下さいね。
(開発中なので)
でも一通りは動きます。
このソフトウエアはフリーソフト
(ライセンス: GNU General Public License)とします。
自由にお使い下さい。
フォントファイルは X Window System 附属のものを使います。
(ライセンスは各フォントファイルに書かれているものに従って下さい.)
開発者
角川裕次
h.kakugawa@computer.org
--/>